この終わりなき片付けとの格闘記。

ニチアサ感想や日々思ったことを綴っていきます。

仮面ライダーエグゼイド 第30話感想 ほか

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復活祭

 

 

朝から大爆笑だよ!!レーザーのDVD目当てで児童誌買ってたので奴が復活することは知ってたんですがやっぱりだめだった いつも以上に熱い展開でいつもどおり語るべきことも沢山あるのに終盤に登場して全てを持ってく檀黎斗の存在感はやはり圧倒的である…かねてから思ってたけどライダーにおいては週ごとの盛り上げが非常に大事だってことをエグゼイドのスタッフはよく理解してるしそれでいて脚本:高橋悠也が緻密に巡らせた伏線が死んでないというのは連続ドラマとして素晴らしいことである…平成ライダーも長いシリーズなのでこの両者を満たす作品は必ずしも多くないのだけれど要するに今年は相当な当たり年だと思います では連休明けのニチアサ感想をば

 

仮面ライダーエグゼイド 第30話 「最強VS最強!」

正しくは「最強VS最強VS神」

あっさり示された重要な情報としては「ライダークロニクルのボスはライドプレイヤーが倒さなければクリア扱いにならない」ということ。仮面ライダーたちはあくまでレアキャラでありプレイヤーではないんですね。だからブレイブとスナイプに倒されたソルティとアランブラは復活できたのか…と、ここで気付いたことが二つあってひとつはライドプレイヤー(実質ニコ一強のようなもん)がレベル99のパラドクスを倒さない限りゲームはエンディングを迎えないという可能性 これに関しては微妙なところだと思います。パラドはやはり永夢とガチで戦って勝利することを最大の目的としてる節があるので永夢が勝った場合にしれっと復活するというのもパラドのいう「シラける」ことなんじゃないかなぁと ポッピーピポパポのようにバグスターを倒さずクリア扱いにしてしまう事例も考えると一概に今後の展開を予想することはできませんね。新ライダーのクロノスも登場しますが彼の使うガシャットの性質上、クロノスはライダークロニクルにおいて唯一プレイヤーでもある仮面ライダーなのかもしれない あるいはライドプレイヤーが経験を積んでレベルアップした姿がクロノスなのか。正体については憶測が飛び交ってますが現状だと確実にこの人だと判らないような番宣は巧いなぁと思ったり

もうひとつ、先に言ったことと被りますがバグスターがライドプレイヤーに倒された場合、「ゲームのルール上」復活しないだけであってそのデータはちゃっかりどこかに保存されているという可能性。これに関してはほぼ確実じゃないでしょうか もともとバグスターという敵は倒すたびに抗体を伴って強くなるのでクロニクルがエンディングを迎えたとしても直後に一斉蜂起を仕掛けてくる可能性は否定できない…一度リプログラミングを施したバグスターは復活しても治らないことは今回登場したモータスの姿から分かっているのでバグスター根絶のためにも永夢を失うわけにはいかないのだがリプログラミングが通用しないパラドというバグスター(であり人間)も出てきたのでどうなることやら

あいつだって患者じゃないか…!」

 モータスを倒したのは(描写は無かったけど)タドルファンタジー飛彩。満身創痍な時ほどレベルの高いガシャットを使いたがるその様は縛りプレイ通り越してもはやドMである 冗談はさておき仮面ライダーが倒したバグスターなのでこのあとまた復活するんでしょうけど次回予告で爆走バイクのガシャットロフィーが映ってたと思うので一週あけたら当たり前のようにニコに倒された後かもしれないですな

レベル99同士の激闘は本当に決着つけに来てるなぁと…ネクストゲノム研究所の登場により平成ジェネレーションズの視聴がほぼ必須になったことについては、こういう作りはあまり好きじゃないけどまあ仕方ないとしか言えない…だって面白いんだもん。DVDも出たので劇場で見れなかった人は早いとこ見るがよいぞ

レベル99同士の戦いでは永夢はパラドに勝てない。これも今回示された大事な情報 リプログラミングが通じずゲームの腕でも負けているということなのだが現状で絶対敵わない相手を試行錯誤の末攻略するのがゲームの醍醐味というもの。そしてパラド攻略のために召喚されたキーキャラクターはまさに「最悪」と呼べるものでした

「随分楽しそうじゃないかパラドォ…ゲームマスターの私を差し置いてェ!!」

今週のニチアサはこの瞬間が全てだったと言っても過言ではない いや実際には過言なんだけど社長の第一声はそれだけのインパクトがあった。レベル0という規格外のレベルで復活したものの特別強いわけでもなく、戦い方は随分と荒々しくパラドクスには簡単にのされてしまう有様、パラドに裏切られた記憶が残っていたので自身のデータのバックアップは常にプロトマイティアクションXオリジンガシャット(長い)に送られるよう仕掛けていたんでしょうな。

そんなレベル0の驚きの能力はゲームエリア内のバグスターウイルスの力を抑制するというもの。こいつはなかなかとんでもないギミックです というのもパラドクスに唯一対抗できる永夢をパラドの束縛から解放できる手段が現状このレベル0だけであり、「バグスターウイルスの抑制」即ちデバフは恐らく仮面ライダークロニクル攻略においても欠かせない能力である可能性が極めて高い 「そのガシャットは危険だ!」と大我は言っていて、まあ実際この上なく危険な事態になったわけだけど(笑)以前のように黎斗をただ敵とみなすわけにもいかなくなってドクターズとしては戦力と引き換えに厄介極まりない荷物を背負う羽目に…宝条永夢ゥ!のあたりからエグゼイドで最も存在感のあるキャラクターは社長だったのでしばらくは社長が主人公みたいな展開が続くでしょうな…というわけで次回の仮面ライダーゲンム第31話をお楽しみに。社長は最高です

 

宇宙戦隊キュウレンジャー 第13話「スティンガー、兄への挑戦!」

 冒頭の話は聞くけど善処はしない報告会には笑ったw ジャークマターの支配体制はザンギャックやデスガリアンと違って生かさず殺さずといった風なので建物が壊滅的被害を受けてたりする描写は少ないんだけど市民の心地は北斗の拳的世紀末な感じなのかな?「労働時間が長すぎます!」労働、というワードが出てきたがこれは単なる社会風刺的コメディリリーフと捉えるべきなのか、或いはジャークマターが惑星規模で行っている妙な作戦に地球人も参加させていることのヒントと捉えるべきなのか

さてサブタイにもなっているスティンガーの兄こと貴虎スコルピオ、その能力は自身の毒を注入した者をゾンビに変え操るというもの 地球人を直接手にかけた描写は今の所なく毒の注入も敵味方見境なく行っているあたりマジモンのワルとは思えない とはいえ味方になるっぽい素振りも裏で何か準備を進めてる様子も特に見せないという本当に真意がよく分からないキャラ。今回でだいぶ描写が増えましたが謎が多すぎるので今後の言動に一番気をつけたいキャラです

コグマスカイブルーこと小太郎は「一人前の戦士になるため」に一時脱退することに 他のメンツはヒーローとして「お前がいない間に地球を救ってやるぜ!」くらい言ってもよさそうですが小太郎が強くなって帰ってくることを全員が期待しているあたり既に精神的には一人前の戦士として認められてるのでは…? さてキュウレンジャーの現在の目標はアルゴ船とやらを復活させるためにトモ(艫)、ホ(帆)、リュウコツ(竜骨)の3つのキュータマを集めることらしいけどこれは日本語のいい勉強になる!自分大学生ですけど艫とかいう言葉知らなかった。僕がアバレンジャー放映時に恐竜にハマって学研の図鑑を穴が開くほど眺めたように、キュウレンジャーど直球世代の今の子供達は星座に興味を持って難しい日本語を覚えるのかもしれないなー。

キュウレンジャーが地球に来てみたら既にデンジャラスゾンビパニック状態 スコルピオの毒は二次感染もする上にジャークマターのそこそこ偉い奴だろうが究極の救世主だろうが一瞬でゾンビに変えてしまうという割とヤバいやつだった ただスティンガーがいたことで解毒剤はあっさり量産できたからこのことで本格的に困ることは無さそう スコルピオがもっと強力な毒を持ってても何らおかしくないけど。スティンガー自身が持ってる毒にも解毒以外に何か特性があるのか、これからの展開が楽しみなところ

スティンガーから語られる兄との因縁とアントン博士の死の真相。「お前の正義は何処に在るんだと訊いてるんだァ!」と叫ぶチャンプはどう見ても感情的になっているしよく出来たロボットだなぁと…キュウレンジャーには感情を持たない人種であるナーガと感情を持つロボット(、アンドロイド、機械生命体)が混在している逆転関係が面白い 一方で「兄の罪は俺の罪」と言い放つスティンガー、あんな過去があるからかだいぶ自罰的ですがこういう奴が仲間と共に苦難を乗り越え精神的に成長する展開がニチアサの醍醐味なので実質主人公だな!そう考えると今後のスティンガーの支えは兄への執着から仲間との絆に切り替わっていく必要があるのでスコルピオが仲間になる展開はやっぱり厳しいかなー。

「ちょっとチクッとしますよ♪」

お注射少女の宿命とはいえハミィの注射針の使い方が容赦ないw 右胸を狙ったのはさすがにラプターかスパーダあたりが指導したんだと思いたい ハミィはあの勢いだと心臓とか首を狙いかねないからな…

今週もあった小太郎とスティンガーとの絡み ここでの小太郎は完全にスティンガーを立てるためのキャラというか、キュウレンジャーでは「兄弟」をここまでフィーチャーするとは思ってなかった。この二人を擬似的兄弟とみなしてしまえばスティンガー・小太郎両者とも兄であり弟でもあるわけで 他にも第1話でガルを奮い立たせたラッキーと第12話でラッキーを叱咤したガルの関係も兄弟のようだと言ってしまえばそうだし。スーパー戦隊はチームを組んでいる時点で家族みたいなものだけどキュウレンジャーの場合は11人という大所帯なわけで、特定の組み合わせに絞った兄弟愛のストーリーを深く掘り下げていくのかもしれない。そして新たな兄弟、もとい相棒が今回も誕生。

「もう一度訊いてやる。スコルピオを見つけてどうするつもりだ?」

「何度聞かれても答えは同じだ。兄は俺が倒す!」

「信じられねぇな!てめぇ迷ってるのバレバレなんだよ。てめぇが本当にやれるかどうか…我輩がついていって確認してやる」

「つまらんことを考えるな…これは俺の問題だ!」

「うるせぇ!てめぇにとっては兄かもしれんが、我輩にとってスコルピオは博士の仇だ!てめぇができなくても我輩がやる。だから…勝手に一人で背負ってんじゃねぇ!」

最高である 重ねて言おう最高である。この二人が相棒になることは予想がついてたけどもっと後半の話だと思ってた。キュウレンジャーは王道を往く作品なのだが展開が早すぎてちょっと心配になる…それだけこれから先も見所があるということなんだろうけど

「スティンガー…後悔だけはしないで。約束だよ」

このシーンはのちにバンクとして使用されますね。「後悔しないで」という言葉、後悔しない人間なんていないので安易に使っちゃいけないように自分は思ってますが邪念のない小太郎だからこそ言えた言葉だとも思える 年長者が後輩に刺激を受けて成長する展開も今回の見どころかもしれませんな。小太郎が成長して帰ってくることを期待しましょう! ほんと今回はスティンガー周りの人間関係が激動で楽しすぎた…なんかキュウレンジャー感想めっちゃ長くなっちゃったな。

 

キラキラ☆プリキュアアラモード 第14話 「お嬢様ロックンロール!」

あおい…頭良かったのか…お嬢様枠と熱血枠を兼ね備えてる時点でジェラートは今までになく濃いキャラだったんですけど熱血のくせに頭もいいとなるとあおいだけで無限に話作れるじゃん凄えなあおい 幼馴染の水嶌?が今後キラパティとどう絡んでくるか、できればお嬢様を認めた意味で距離を取ってほしいなー あんまりねっとり絡んできてもウザいだけなのでキラパティの経営が困った時とかに助太刀してくれる都合のいいみんなの財布であってほしいかな

 

 

以上です エグゼイド夏劇の特報も公開されましてクライマックスに向けますます盛り上がるニチアサ。今週にはポッピーとクロノスに変身できるなりきりアイテムが発売され、あとは恐らく大方が予想しているエグゼイド最終フォームのアイテムと幾つかのガシャットを残すのみでしょうな。名実ともに役者が揃ったエグゼイド。冗談抜きで「最初から最後までクライマックス」な作品になりそうです

 

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 (5/14 一箇所誤字修正&一部加筆しました)