トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-07 グリムロック レビュー
おもちゃではない…「神」だぁあッ!!
新規金型で顕現したえげつねぇグリムロックをご紹介!!
・全身
どうですかこのフォルム…遊戯王で言ったら星10・攻撃力4000、召喚時効果で相手フィールドのモンスターを全て破壊しそうな貫禄。ゴッドハンドクラッシャー
「スタジオシリーズ」はトランスフォーマー玩具の新ブランドで、映画に登場したキャラクターを完全新規造形&ロボットモード時のスケール統一デザインでリリースするというコンセプト。第一弾はこのグリムロックを含めて8種がラインナップされました。
・大きさ
ツノよりも上にくる肩までの高さは24.5cmほど。「リーダークラス」と呼ばれる大きめの規格で迫力は満点です。
・彩色
光沢のあるグレーの成型色に淡いメタリックグリーンでウェザリング。グリムロックの岩のような質感が見事に再現されています。至近距離で見ても安っぽさは全くありません。
・可動
ビックリするくらいよく動きます。変形玩具の鬼門である首や腰のみならず股・膝も可動しこのサイズでなんと膝立ちが可能。左手首が回転するので微妙な表情付けができ、足首はボールジョイントで可動し接地も良好です。
トランスフォーム!!
グリムロック ビーストモードにトランスフォーム完了!
ロボットモード時の左肩に相当する頭部。見てくださいこの凶悪な歯並び…この歯もそうですが膝やツノなどの鋭利な箇所には軟質素材が使用されています。安全面もそうですが棚から落ちて折れたりしない点が嬉しいですね。
ロボットモード時の右腕の鉄球が展開して尻尾になるというアイディア賞。ついでに言うと右肩の恐竜ヘッドの歯が尻尾のディティールになっています。
・ビーストモード 可動
脚はロボットモードのものをそのまま使用。股を基部からガバッと開いて外側のジョイントにつなげます。なのでロボットモード時と同等の可動が期待でき、頭の高さは自由自在です。
ちなみにビーストモードへの変形手順に「かかとを収納する」というのがあるのですが、足首の可動が結構死んでしまうのでガシガシ派の人はそのままでもいいかもです。
走れ正直者。
かわいい前足は基部がボールジョイントで可動します。
ロボットモード時は分離していた上顎と下顎を接続する関係で「首から上を動かす」ことはできませんが、下顎が可動し口が開いた状態と閉じた状態を再現できます。
こちらはキャンペーン品の「クアッドバレルショットガン」。4月21日以降、対象のTF製品を4,000円以上購入した人に配布されるようです。
もともとオプティマス・プライム用の武器なので悲しいほど似合いません。ちっせえ…
「遠距離もいけるぜ!」却ってパワーダウンした印象…
街に巨大怪獣の危機が迫る!
シンカリオン出動!
!?
街のピンチにグリムロックも駆け付けた!
2大変形ヒーローの共闘だ!!
「……ちっちゃくね?」
グリムロックを手懐ける神。
というわけでスタジオシリーズ グリムロックの紹介でした。私にとっては「ダークサイド・ムーン」公開時に親戚にオプティマスを買ってもらって以来のTF玩具でした。
ビークルではなく恐竜に変形する「ダイノボット」のリーダー格であるグリムロックは、まさに恐竜の王者たるTレックスに変形し、主人公のオプティマス・プライムと共に戦場を制圧するのです。実はグリムロックの玩具は予てからいつか買おうと思っていたのですが、今年2月に開催されたワンダーフェスティバルのレポート記事でこの新型グリムロックを見たとき、買うならこれしかないと確信していました。公式通販のタカラトミーモールをはじめ予約在庫がどこも切れていて割と入手は絶望的だったのですが、発売前日に近くのビックカメラに電話で入荷確認を入れたらなんとその場で予約することができました。感謝しかない…
クオリティは本当に「文句のつけようがない」の一言につきます。クオリティ以外の部分で文句をつけるとすれば、十分な数が流通しておらず軒並み品切れ/プレミア価格になってしまっていることでしょうか…実写TF映画は5作目の公開時にあまり良い噂を聞かなかったのでどこまで続くのかちょっと不安ですが、今後も実写グリムロックの玩具が出るならこれをスタンダードにしてほしいくらいの素晴らしい出来でした。