この終わりなき片付けとの格闘記。

ニチアサ感想や日々思ったことを綴っていきます。

劇場版仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!

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今更観ました。※映画の内容に触れます

twitterで「amazonプライムからライダー作品が軒並み消える」みたいな話を見たので、真偽のほどは分からないけどどうせなら観てなかったライダー映画くらい観ておこうかなぁということで…

今まで敬遠してたのはサブタイトルがサッカー要素を押し出しまくってたからなのだが(サッカー嫌いとかでは全然ないのですが仮面ライダー×サッカーというMIXがよく分からなかった)、蓋を開けてみれば中盤の硝煙烟る長尺の戦闘あたりから「鎧武!!!」と形容せざるを得ない潰し合い、本編でも軽く触れられたオーバーロードの呪われた過去の描写、鎧武のレアなアームズの登場、と徐々にボルテージが上がっていき本編ゆずりのハードな展開に心奪われてしまいました。序盤のサッカーはバロンのスーツアクターがめちゃくちゃ動きづらそうでひたすら面白かった

乗馬での戦闘は思わずスーツアクターの心配をしてしまうほどに気合入ってた 馬に乗るアーマードライダーの画は鮮明にイメージできるのにTV本編ではほとんどやってないんですよね。TVで普段やらないことを映画でやってくれると映画館に来た甲斐あるなぁって思えるからどんどんやってほしい 廃車を何台も生成したりとか

ラストバトルの一斉変身では僕の大好きなシグルドことシドがいなくてあれっ?と思ったら(後から気づいたが凌馬もいない)ここにきて登場する新ライダー・仮面ライダー冠も含めて11人になるというのが落としどころ。11人中2人は黒影だというのになんであんなにかっこいいんだ…こういうの見ちゃうと鎧武のフィギュアーツ集めたくなるから本当よくない。斬月・真めっちゃほしい

新キャラのラピスとコウガネもなかなか魅力的なキャラでした なんでラピスは最後消えちゃったの?紘汰さんは禁断の果実の力を使ってたからか察したみたいですけどね。コウガネは割とあっさり倒されちゃったので本編最終回で再登場したのは今思えばいい選択だったかなと。鎧武最終回はただでさえ熱いのでこの映画を観ることで深みが増すのもポイント高い。これ書いたらすぐにでも観ます

やっぱり鎧武って面白いなぁ、そう思い出させてくれる作品でした。夏映画のなかでもかなり好きな方。仮面ライダーにサッカーという素材をうまく落とし込んだなぁと。考えてもみると11対11でプレイする競技なので人数の多いライダー作品でしか採用できないルールだし、「人は憎みあうことしかできないのか」という問いに子供から大人まで親しみの深いサッカーという競技でフェアプレーの精神をもって挑戦するというテーマが鎧武にぴったりなようにも思える 普通に本編とリンクする作りにしちゃうと重くなりすぎたであろう鎧武夏映画にエンターテインメントの側面を持たせる最良のアイディアだったと思います

他にも観てない映画を近いうちに観ておかなくては。実はオーズ〜ウィザードの夏映画を軒並み観てないんですよねw こんな感じで過去作の感想もできれば短めに上げていこうかしら

 

メルヴ (@mellvit3003) | Twitter