この終わりなき片付けとの格闘記。

ニチアサ感想や日々思ったことを綴っていきます。

仮面ライダーエグゼイド 第33話感想 ほか

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魔王に白衣は似合わない

 

仮面ライダーエグゼイド 第33話「Company再編!」

まさか裏切るとはね…失敗を知らない坊ちゃんだった飛彩は初期の頃こそ危険なオペからは身を引くなど小物っぽく映ってたもののドレミファビートやタドルファンタジーといったパワーアップを獲得する毎にコンプレックスやトラウマを解消して成長していったイメージがありました。そして遂に自らの意思でクロノスに加担する決断をするほどに… 正直、他キャラの個性が尖りすぎててブレイブは2号ライダーの割に頭一つ抜けてない感があったのでこの展開は予想外だった反面、物語における飛彩の比重がグッと増えて嬉しくもあるという少々複雑な気持ちです 

バグスター陣営はラヴリカの死を引きずってるパラドと割り切ってるグラファイトの対比が印象的でした パラドはバグスターにも命があることを繰り返し説いてたので仲間が永久に失われてショックなのは分かるんですけど、グラファイトも似たような気持ちかと思いきやこっちは切り替え早いですね…とはいえただ仮面ライダーと戦えればいい好戦的な奴なのかといえばそうでもなく、仲間であるパラドに自分の目的を思い出させるなど彼なりにライダークロニクルの攻略には真面目に臨んでるっぽくてちょっとかっこよかった ある意味早期退場したラヴリカよりも掘り下げられてないキャラなので近いうちにグラファイトがメインの回があってもいいかもしれない。人気はあると思うので

クロノスは登場2回目にしてゲームをほぼ掌握しており(飛彩の真意までコントロールできているかどうかは今後の展開に関わってくるのでしょうが)、マスターガシャットとやらの力でソルティを強制BANにするなどやりたい放題 パラド達にしてみればたまったもんじゃないですが正宗としては「プレイヤーに不利な状況を運営側として改善した」だけに過ぎないのがほんと面白い。ソルティが消えたことで今回の患者は何事もなかったかのように社会復帰したけどこれはもはやドクターたちのオペもクロノスというゲームマスターの前では茶番であることを意味していてどこまでも皮肉にできているなぁと…そういえばソルティ普通に復活してましたね。ライダークロニクルの流れ的には攻略済みとはいえ残ったライドプレイヤーにもトロフィーをゲットするチャンスはまだあるということなのだろうか

状況が状況なだけにCRで最も行動力を発揮しているのは永夢と新檀黎斗の両名、今回もクロノスの攻略法について意気投合してましたけどもうすっかり息ピッタリでお前らそれでいいのかと吹き出したくなりますが全く悪い心地がしないのはやはり黎斗というキャラクターの積み重ねてきたイメージがここで快い方向に結実したのだと思って感心する…そんな二人が思いついた作戦は新檀黎斗の残機を実質2つ潰してクロノスをリプログラミングするというもの。これちょっとどうなのw 結局飛彩の離反で失敗に終わりましたけどね。新黎斗の残機にはまだ余裕があるとはいえクロノスが実の息子をチェーンソーでゴリゴリやるシーンはその残忍さを十分物語ってましたねー。がんばれ新檀黎斗。

次回レーザー復活!?フォルムは見慣れたレベル2のそれなのにレーザーの場合普通の人型でいる方が異形に見えてしまう…東映公式サイトにはブレイブと共にクロノスと並んだショットがありましたがその真意とは…嘘だと言ってくれ貴利矢…

 

 

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.16 「スティンガー、兄との再会」

だが奴は弾けた

スコルピオ…本当に読めないキャラだったので何か人に言えない目的があってそのために周りの連中を利用しているもんかと思ってましたがほんまもんのやべーやつだったとはw 中の人が3期前のライダーに出てたこともあって役のギャップに驚きながら後半はスティンガーよろしくテレビの前で翻弄されてしまいましたね

最初にキュウレンジャーになった男・スティンガー。凄惨な過去を背負っていて戦いにおけるプロ意識はどこぞの海の惑星で思いっきり遊んでいた他のメンバーと一線を画す彼が、その忌々しい事件のきっかけを作った実の兄・スコルピオを前にして初めて甘さを見せた。サソリオレンジはキュウレンジャーの紹介PV等ではシシレッドに続く2番手という立ち位置なのですが今回はそれっぽさが顕著に出てましたね。普段はクールなんだけど心理的な弱点を抱える2番手=ブルーは過去の戦隊にも見られるので。

 

東映公式サイトで予告されていた「今世紀最大級の衝撃」、それはスティンガーの相棒となったチャンプとの早すぎる別れでした チャンプだから特別、ということもないでしょうが、キュウレンジャーに変身した状態でいちばん体が大きいのはオウシブラックでしたし、その心身ともに大きな器と「正義があれば何でもできる!」というポジティブさに他のメンバーも支えられてたと思うのでショックは相当なものだったと思う…小太郎が居合わせていたら或いは…とか余計な想像をしてしまいます というか小太郎はリベリオン本部で修行中の筈なので行き違いにならなければ鉢合わせしますね。「後悔しないで」という言葉をかけてくれた小太郎にスティンガーは顔向けできるのか…「記憶装置がイカれてたら元のチャンプには--」というセリフをわざわざ入れてきたということは今後それに関するエピソードがあるんでしょうな。元のままとはいかなくなったチャンプを蘇らせるのは誰なのか…

次回はペガさんに続くシシレッドの強化形態が登場するようですがキュータマはかっこいいのに肝心の強化シシレッドが「ポピーザぱフォーマー」のパピーと仮面ライダーバロンバナナアームズを想起させるので来週は朝から吹き出してしまうかもしれない なんでキュウレンジャーは回ごとの緩急がこんなに激しいんだ…まあ次回がギャグ回だなんて誰も言ってないんだけどね。

 

キラキラ☆プリキュアアラモード 第17話「最後の実験!変身できないキュアホイップ!」

プリキュアが奪われた目の輝きを取り戻す展開は毎回燃えるのですけれど今回のいちかの場合そのカギは仲間との絆ではなく母親への思い、スイーツを愛する気持ちでした 今回のプリキュアはその使命において歴代のプリキュアと一線を画すのでこういう定番のエピソードにも違いが読み取れて楽しいですね。加えてそのきっかけを作ったのは妖精さんだったわけだけど、これは妖精さんの姿や声は常人でも認識できるというプリキュアシリーズのお約束があったからこそ実現したシチュエーション。プリキュアの力の源たるキラキラルが奪われたことでペコリンたちが見えなくなっていたら、いちかが再起する演出も違っていたでしょうね。

ホイップ復活からはキュウレンジャーとエグゼイドで疲弊したメンタルを癒すかのような熱い展開でした。挿入歌「勇気が君を待ってる」かっこよかったなぁ…プリアラは曲が本当に良いんだ… ホイップから奪われたキラキラルに唯一勝るのは他でもないホイップの力という王道展開、プリキュアは恥ずかしくて観てないっていう男の子が可哀想なくらい少年漫画してた 今回でジュリオは半分落としたようなものですが新キャラのビブリーも登場、敵幹部は複数人いてナンボなのでここから更に盛り上がってくること間違いなしですね。

 

 

以上です〜今期のニチアサは本当に濃いので毎週の心の支えになってます…中間試験とか近いのでいつもより分量短めにしてみました というか前回までが長すぎたんや…今後もこれくらいを目安にやっていきたい 明日か明後日には装動エグゼイドstage7が買えるので記事冒頭の写真もバラエティ増えるといいな

 

メルヴ (@mellvit3003) | Twitter